原酒造㈱は江戸時代後期の文化11年(1814年)から柏崎の地で日本酒をを造っています。当時の柏崎は北国街道の宿場町として、また千石船による海運の町として栄えていました。そのため、優雅と気品に満ちた都の文化が溶け込み、独特の文化が開花したといいます。豊かな自然の恵みと、文化水準の高い土地柄に支えられ、必然的に酒の味も磨かれていったに違いありません。柏崎の自然、人情、文化、そのすべてが樽の中に醸されています。原酒造㈱は柏崎の大火にて工場を焼失し、2007年7月16日に起きた中越沖地震では社屋の約7割が倒壊するという被害を受けましたが復興をしてきました。創業以来二百年の歴史がゆっくりと築き上げてきた味に、更に新しさを重ね合わせ人々に末永く愛される日本酒を造り続けています。二百年の歴史が築き上げた良質な新潟柏崎の地酒をもっと多くの方々に飲んでもらいたいという思いで通信販売を行なっております。